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投資

米国株の魅力とは

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こんにちは!
うさまらーのオロチです。

今回もうさまると関係がない話題となりますが、

米国株について、様々な観点からその魅力に迫ってみたいと思います。

目次

米国株式市場について

2020年10月の市況

米国株式市場は、2020年10月時点で、FRB(The Federal Reserve Board:米連邦準備理事会)<米国の金融政策を決定する機関>による金融緩和政策の影響もあり、空前の株高となっています。

コロナ禍により停滞する経済活動にも関わらず、株式市場にお金が流れている要因としては、

「2021年以降の業績回復を織り込みはじめている動きだろう。」

そのような声が、朝の経済ニュース(モーサテ)等で、ストラテジスト(Strategist:経済動向を分析し、投資に関する戦略や計画を立案する専門家)からちらほら聞かれます。

コロナ暴落直後の相場を振り返る

2020年3月、米国で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認され、そこからS&P500指数は直近高値から約30%強の大暴落でした。

その当時も、私はコツコツとVTIを購入してました!

「うぉー、めっちゃ安いやん!」って思いながら、積立の月10万円枠と別途資金で追加投資もしましたね。

一方、メディアから得られる情報としては、以下のようなものでした。

「大損して現金を確保したいから、高級外車を売却した」

このように大暴落を煽り、株価下落の恐怖を感じさせる報道や、

「株価が少し回復しても、二番底が来る」

二番底の可能性を予感させる報道も、株価が下がりきって底だと思い買い向かう人を躊躇させるには十分ですね。

ちなみに二番底とは、暴落して底をうった状況(2020年3月頃)から、反発して上昇するが、再度下落して底をうった状況をいいます。

では、こちらのチャートをご覧ください。

VTIの株価チャートについて、2019年10月〜2020年10月までの推移を示しています。

VTIの株価チャート(2019年10月〜2020年10月)<yahoo financeより>

VTIの1年間の株価推移からみてわかりますが、赤字で示すような再度の下落が起こり、二番底を目指す動きはいまのところありません。

この事より、短期の投資家は除く、中・長期の投資家は、株価の下落に極度に悲観的にならない精神力が大事なことがわかります。

ただ、10月末よりフランスでコロナ感染が再拡大、また米国での新規感染者数も過去最多を更新しており、先行き不透明な状況であるため、米国市場も株価下落という形で大きく影響を及ぼしています。

米大統領選後の相場の見込み

2020年11月3日、米大統領選挙の開票日を迎えましたね。

そして、11月8日、バイデン大統領は勝利宣言しましたね。

両候補どちらが大統領になるか興味深いですが、もしバイデン大統領が誕生したら、株式市場はどうなるでしょうか。

2020年夏頃の経済ニュースの古い情報となりますが、米国のストラテジストの情報を紹介します。

「バイデン大統領の誕生により、キャピタルゲイン税を40%まで上げる増税政策のために、一時的に株価が20%程下がる可能性がある。」

一つのリスク要因として十分考慮すべき事項に該当すると思いますね。

ただ、バイデン氏の増税分を遥かにしのぐ、クリーンエネルギー政策などの景気刺激策もあり、そこまで株価は下がらないのではないかと個人的には思います。

11月6日時点で、市場もバイデン氏が大統領になることを織り込んでおり、今のところ暴落の気配は一切なく、むしろ大統領選の不透明要因が一つ消えることにより、このままダウ指数30000ドルを目指すような雰囲気でもあります。

万が一、下落基調となった場合でも、長期的スパンで投資をする分には、良き買い場となるのではと考えます。

なぜ、良き買い場であるのかというと、米国経済の今後の成長可能性を信じているからです。

先行きは不透明でありますが、こつこつインデックス積立投資をコア投資とするのが、自分にとっての最適解になりますかね。

分散投資に適したETFとは

米国株で個別銘柄を購入するのも良いですが、リスクを抑えるためには分散投資をオススメします。

今後の米国の経済成長を信じられるのであれば、最もシンプルな以下のETFをオススメします。

VTI(Vanguard Total Stock Market index Fund ETF)です。

このETFは、全米約3500社の株式から構成されるインデックスファンドです。

主要な大企業でなく、中小企業も含まれているのが特徴です。

構成銘柄上位は

では、VTIの構成銘柄TOP10は、どのような企業で構成されているのかみていきましょう。

順位 銘柄名 ティッカー 構成比率(%)
1 Apple AAPL 5.3
2 Microsoft MSFT 4.8
3 Amazon AMZN 4
4 Facebook FB 1.9
5 Alphabet-A GOOGL 1.3
6 Alphabet-C GOOG 1.2
7 Berkshire Hathaway BRK.B 1.2
8

Johnson &Johnson

JNJ 1.2
9 Procter &Gamble PG 1
10 Visa V 1

※構成比率は、小数第二位を四捨五入した。
※バンガード社公式HPより引用、2020年9月30日時点

世界的に有名な大企業ばかりです。

上位トップ5は、GAFAMと呼ばれる、米国大手IT企業ですね。

これらの企業はどんな企業なのか、また別の機会に紹介したいと思います。

ちなみに、Googleの親会社である、Alphabetが第5位と第6位にランクインしていますが、AとCの違いについて調べてみました。

・Alphabet-classA‥議決権有り
・Alphabet-classC‥議決権の無い

株主総会で、議決権を行使して決議事項に投票できるかどうかの違いだそうです。

謎が解けてスッキリしました(笑)

構成セクターは

続いて、VTIのセクター別構成比率を確認してみましょう。

セクターとは、日本でいう業界のことをイメージしてください。

セクター 比率(%)
テクノロジー 26.4
一般消費財 16.4
ヘルスケア 14.2
資本財 13.4
金融 9.8
生活必需品 5.6
不動産 3.5
電気通信 3.5
公益 3.2
素材 2.0
Energy 2.0

※バンガード社公式HPより引用、2020年9月30日時点

テクノロジーセクターが一番を占めていますね!

米国IT企業が世界で圧倒的な地位を築いています。

今後も、5G、6G、AI、量子コンピューター、自動運転に関連するテクノロジー関連企業は、成長していくのではと考えています。

セクターの種類については、また改めて紹介したいと思います。

まとめ

投資をするにはリスクがつきものですが、覇権国である最強米国を信じられるならば、米国株式投資が一番だと私自身は考えています。

もちろん、一国集中のリスクを減らすためには、中国、欧州、日本を含む全世界への分散投資も一つの手です。

米国株の魅力を伝えるには不十分な内容だったかもしれませんが、今回はここまでとしたいと思います。

あくまで、投資は自己責任なので、取り組む場合は、余剰資金で長期的な投資を心がけてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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